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2027年の目標を立てる方法(一年分の計画は立てなくて大丈夫)

「2027年 目標」や「新年の抱負」で検索すると、50個のアイデアのリスト、30ページのプランナー、人生のあらゆる分野に記入欄がついたテンプレートが出てきます。いかにも本格的です。けれど、もうひとつ仕事を抱えたような気分になって、4つ目の欄のあたりで、タブを閉じてしまいます。

目標が50個もある必要はありませんし、12か月分の計画もいりません。必要なのは、大切な目標を多くても3つ、「完了」がどんな状態かのはっきりしたイメージ、そして最初の1か月の小さな一歩です。ひと晩でそれを整える方法を紹介します。

新年がくれる後押しと、ひとつの落とし穴

12月の終わりは、始めるのにいい時期のように感じます。実際、その通りです。研究者の Hengchen Dai、Katherine Milkman、Jason Riis は、これを「フレッシュスタート効果」と呼んでいます。ジムに通う回数や「ダイエット」のネット検索など、目標に向かう行動は、週や月、年の始まり、誕生日のように、新しい章が始まったように感じる節目で増えるのです。新年は、そのなかでもいちばん大きな節目です。感じている後押しは本物なので、使わない手はありません。

ただし、同じ効果は、どの週の初めにも、どの月の初めにも現れます。1月1日は目印としてはいいものの、通らなければいけない関門ではありません。最初の一歩の準備ができているなら、もっと早く踏み出して構いません。

落とし穴は、頭に描く「絵」にあります。ゴールを思い描くのは楽しいものです。メダル、流ちょうな会話、書き上げた原稿。けれど Heather Kappes と Gabriele Oettingen は、理想の未来についてのポジティブな空想は、より現実的な考え方に比べて、エネルギーを下げ、その後の達成度も下げることを見いだしました。絵を眺めて楽しんでいると、何も動いていないのに、前に進んだ気になることがあります。ゴールを思い描くのは、したければ1分だけ。そのあとで、2月のごく普通の火曜日のことを考えてみてください。

ステップ1. 目標は多くても3つまで

2027年に望むことを、思いつくかぎり書き出して、頭の中を空にしましょう。そのうえで、多くても3つに絞ります。自分への問いはこれです。「来年、これだけが叶ったら、うれしいだろうか?」。残りは「あとで」リストへ。新しい月や新しい月曜日も、また新しいスタートなので、それらの目標にも順番はきちんと回ってきます。

3つは上限であって、ノルマではありません。目標がひとつだけでも、立派な計画です。どの目標も、同じ夜の時間を取り合うからです。生活のあらゆる分野を網羅する必要もありません。仕事の目標が3つでも構いませんし、休むことについての目標がひとつだけでも構いません。

ステップ2. それぞれの目標を「始めること」として書く

新年の抱負を立てた1,066人を対象にした研究で、Martin Oscarsson らは、「接近目標」(「Xを始める」)と「回避目標」(「Xをやめる」)を比べました。1年後、続いていた割合は接近目標のほうが高く、58.9%対47.1%でした。

「やめる」だけの目標には、することがありません。あるのは、こらえることだけです。ひっくり返してみましょう。

  • 「夜にスマホで時間をつぶすのをやめる」は、「夕食のあとに15分ギターを弾く」になります。
  • 「外食やテイクアウトを減らす」は、「平日は家で夕食を作る」になります。
  • 「小説を先延ばしにするのをやめる」は、「朝食の前に400字書く」になります。

「始める」バージョンが見つからないときは、やめたいことの代わりに何をするかを考えてみましょう。たいていは、それが目標です。

ステップ3. 「完了」がどんな状態かを描く

ゴールラインのない目標は、気分だけになってしまいます。「健康になる」には終わりがありません。「10月に10kmのレースを走る」にはあります。目標ごとに「〜できたら完了」という一文を書き、日付や数字、あるいは、ほかの人にも確認できることを入れましょう。そして確かめてみてください。2027年の12月に、できたかどうかを正直に言えますか?

ステップ4. どの目標にも、最初の1か月の小さな一歩を

一年分を計画しないでください。2月に何が起こるかもまだわからないのに、8月のことなどなおさらで、細かい計画は実際の生活が始まった瞬間に古くなります。計画するのは、最初の1か月だけ。一度で終えられる一歩を、たいていは5〜30分のものをひとつ。それと、しんどい日のための、もっと小さいバージョンです。

いい最初の一歩は、恥ずかしいくらい小さなものです。近所のランニングクラブを3つ調べる、単語を8つ覚える、物語を3行書く。目標が大きくてどこから始めればいいかわからないときは、大きな目標を小さな一歩に細分化する方法で、進め方を順に紹介しています。

ステップ5. いつ、どこでやるかを決める

目標は「何を」を決め、計画は「いつ、どこで」を決めます。Peter Gollwitzer と Paschal Sheeran は、「もし〜したら、〜する」という計画(「実行意図」)についての94件の検証をまとめ、目標の達成に対して中程度から大きな効果があることを見いだしました。形はシンプルです。「もし火曜か木曜で、家に帰ってきたところなら、ランニングウェアに着替えて、10分走りに出る」。

すでに毎日起きている場面を選びましょう。歯みがきのあと、電車の中、日曜日のコーヒーのとき。場所も整えておきます。靴は玄関に、ファイルはもう開いた状態で。目標ごとに、「もし〜したら、〜する」を一文ずつ書いてください。

ステップ6. 見直しの日を、今のうちに予約する

一年がかりの目標には、顔を上げて軌道を直す時間が何度か必要です。「時間ができたら見直そう」は、いつまでたっても来ません。今日のうちに、日付をカレンダーに入れましょう。たとえば、1月、2月、3月の最後の日曜日。そのあとは、3か月に1回です。

見直しは1回15分、質問は3つ。何があった?何が邪魔をした?来月の一歩は何?目標を変えても、ひとつ手放しても構いません。2月ごろに新鮮さが薄れてきたら、新年の抱負を三日坊主で終わらせない方法で、次にすることを紹介しています。

ステップ7. 1月1日より前に、最初の一歩を踏み出す

最初の一歩は、ステップ4で書きました。それを、今週のうちにやってしまいましょう。1月1日には、まっさらなページと少しの後押しが、変わらずあります。でも、すでに始めていれば、1月はゼロからの出発ではなく、続きになります。もちろん、当日に始めてもかまいません。

例:あいまいな願いから最初の一歩まで

あいまいな願い2027年の目標と、その「完了」の目安今月の最初の一歩
体力をつける10月に10kmのレースを走る。歩かずにゴールできたら完了。火曜と木曜の仕事帰りに、15分早歩きをする。
英語を学ぶ9月までに、英語で10分間会話する。10分間、日本語を一言も使わずに話せたら完了。カフェで注文するときの英単語を8つ覚えて、声に出して言ってみる。
仕事で成長する6月までに、データ分析のオンライン講座を修了する。最終課題を提出できたら完了。講座を選んで、最初の20分をカレンダーに入れる。
何か書く8月までに、短編小説の初稿を書き上げる。粗くてもいいので、全体の下書きができたら完了。主人公が何を望んでいるかを、3文で書く。
家を片づける9月までに、すべての部屋を見直す。「あとで決める」箱が空になったら完了。タイマーを15分にセットして、引き出しをひとつ片づける。
友だちにもっと会う親しい友だち3人それぞれと、3か月に1回会う。12月までに12回会えたら完了。友だちをひとり選び、来月の散歩の日を決めて、カレンダーに入れる。

よくある失敗

  • 「あとで選ぶ」ための長いリストを持ち続ける。いつのまにか、長い目標リストになってしまいます。
  • 「やめる」だけの目標。疲れた夜に、することが何も残りません。
  • 確かめようのないゴール。「もっと幸せになる」は、いつまでたっても終わりを教えてくれません。
  • 思い描いた絵を、行動の代わりにする。結果を10回思い描いたのに最初の一歩をまだ踏み出していないなら、また空想する前に、その一歩を予定に入れましょう。

よくある質問

新年の目標は、いくつ立てればいいですか?

多くても3つ。ひとつでもまったく問題ありません。迷ったら、いちばん大切なものから始めて、最初のものにリズムができてから、次を足しましょう。

2027年の目標は、1月1日より前に始めてもいいですか?

もちろんです。1月のほうがいい時期に感じられますが、締め切りではありません。最初の一歩の準備ができているなら、今から踏み出してかまいません。

来年何がしたいのか、わからないときは?

最初の1か月を実験にしましょう。気になることをひとつ選んで、それを試せる小さな一歩を決めます。教室に1回行ってみる、入門書を1冊読む、20分を2回使ってみる。最初の見直しのときに、3つの枠に入れるだけの価値があるかどうかを決めましょう。

毎日の部分は、Aimoraにまかせる

ここまでのことは、ノートとカレンダーがあればすべてできます。毎日の部分に手を貸してほしいなら、そのためにあるのがAimoraです。目標を選ぶのは、あなたです。目標のこと、使える時間、いまの状況をAimoraに伝えると、毎日ひとつ、小さな一歩が届きます。

その日には多すぎる一歩なら、「重い? もっと軽くする」をタップすると、小さくなります。しばらく安定して続けられたら、一歩もいっしょに大きくなっていきます。空白のあとは、Aimoraがいちばん小さな一歩から再開するので、取り戻すものは何もありません。連続記録を残し、進み具合も見せてくれて、Apple Watchとウィジェットが、今日の一歩をいつも目の届くところに置いてくれます。

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